1.プロローグ
「!? い、いきなり脅かすとか心臓に悪いだろ!」 | |
「細かいことは良いんだよ!」 | |
「良くねえよ!?」 | |
「しかして弟君よ。それ、TRPGの動画でしょ? SAN値下がってるし」 | |
「そうだけど……、姉ちゃん知ってんの?」 | |
「うへへへへへ……」 | |
(うわっ! ドヤ顔で知ってるアピールして何かウゼェ!?) |
2.TRPGとは何ぞや?
3.という訳で、遊んでみた
「ここで、”感知判定”をしてみよう。迫る危険に気付けたか、ダイス(サイコロ)を振って決めるんだ」 | |
「サイコロで決めるのか」 | |
「”感知”の能力値の数字に、2D6(6面体のダイスを2個振って下さい、の意味!)で出た目を全部足してね。 合計がいくつになったかで、うさぴょんの運命が変わるよん! ファイト!」 | |
「うさぴょんって名前じゃねえよ!? ……じゃあ、振ってみる……(コロコロ) これを足して…、15!」 | |
「うん、15なら成功! では、きみの聴力は、『助けてください!』と懇願する、まだ幼い子供の声を捉えた。 高い値が出たから、その方角も分かったよ」 | |
「それ、助ければ良いんだろ?」 | |
「さあて、どうでしょう? ……って感じで、物語は進んでいくの!」 | |
「へぇ。分かったような、そうでもないような」 | |
「これを皆でワイワイやると、また楽しいんだなあ、これが! ちなみにTRPGを遊ぶことを"セッション"って言うよ!」 | |
★実際に遊んだ様子は動画リプレイを見てね! |
4.どこで買ってくるの?
「まあ楽しいのはちょっと分かったけどさ、こういう本って何処で買ってくるの?」 | |
「無料で公開されてるよ!」 | |
「マジで?」 | |
「ただ、無料版はキャラクターがサンプルだけだったり、成長できなかったり、いくつか制限があるけどね」 | |
「お試し版ってヤツか」 | |
「完全なルールは、フツーに本屋で買えるよ」 | |
「売ってるの!? 気づかなかった!」 | |
「うん。ちょっと大きな書店なら、ライトノベルのコーナーに小説サイズのものが。 (さっき紹介した、アリアン2Eはココね) ゲームの攻略本やその周辺に、新書サイズから大判のルールブックがあったり」 | |
「家の近くに、大きい本屋とか無いんだけど……」 | |
「Amazon とか、ネット通販でも買えるよ!」 | |
「……何から買ったらいいの?」 | |
「気に入ったリプレイ(TRPGで遊んだ記録を、本や動画などに纏めたもの!)から入ったり、表紙や中身を見てこの世界観は面白そう!っていうものからでも良いだろうし」 | |
「うーん……」 |
サイコロを買えるお店
- Eda Garage(楽天)
- イエローサブマリン(通販)、(店舗/取扱いの無い店もあるので注意)
5.どこで、誰と遊ぶの?
「オフラインで遊ぶ利点は色々あるんだけど、いきなり一人で突撃っていうのも難しそうだし、今回は、“オンライン・セッション”について説明していくね。最近企業さんもサポートしてくれるし」 | |
「必要な物って何かあるの?」 | |
「パソコンが必要だよ。IRCや、どどんとふっていうオンライン・セッションをするためのサイトが動けばおおむねOK! なんだけど、もししゃべりながら遊ぶなら、マイク付のヘッドセットがあると便利だよ」 | |
「それって高くない?」 | |
「千円も出せば十分買えるよ! こういう所で探してみるといいかも。 PCに内蔵マイクが付いてるなら、一度自分の声録音して再生してみたら? ノイズが入らないようなら、マイクがなくても問題ないと思うよ~」 | |
「あと、オンラインで遊ぶ相手は、↓で見つけられるよ」 | |
「他にもmixiやニコ動にもコミュニティがあったりするから、おもしろそうと思うものに飛び込んでみちゃうのも良いんじゃないかな。 色々やってみて、自分に合う手段を探したら良いよ」 | |
「ふうん、色々あるんだな…」 | |
「ただ、初心者にも対応しているか、ルールブックは必ず必要か、先にGMさんに聞いてみた方が良いかもね」 | |
「ルールもわからない初心者が行って、迷惑にならねえかな…」 | |
「大丈夫だよ! きちんと挨拶するだとか、教えてもらったらありがとうございますって伝えるとか。あと、一緒に楽しみたい! って気持ちがあれば、ね。 誰でも最初に通る道だし、ここ乗り越えちゃえば、あとはウハウハっすよ!」 | |
(ウハウハ…?) |
★END★